ROCKABILLY-A-GO-GO!

ROCKABILLY MUSIC BLOG (since 1999)
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    RAB interview 002 ★Kenichi Yamaguchi★
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      From RIC
      「説明不要のギタリスト、山口憲一氏のスペシャルインタビューが
      Rockabilly-a-go-goに登場!
      ロカビリーについてはもちろん、“グレッチギター”についても熱く語って貰いました。」




      (山口憲一氏Profile)
      日本を代表するロカビリーギタリスト。
      Magic,Rodeoを経て現在はWfaceとJazzbillyで活躍中。
      アメリカで毎年開催されているRockin’ Fest 50’sでは、Levi DexterやSlim Jim Phantomとの共演も果たしている。
      オリジナルブランド「ジョニークール」のプロデュースに加えて
      今年は念願のソロプロジェクトもスタートさせる。
      “グレッチ”が最も似合うギタリストである。



      ■使用している弦、アンプ、セッティングなど

      弦はダダリオの.10〜.46。オレンジ色のセットが標準なんだけど、テンションがきついグレッチには.095から始まるピンクのセットも使ってます。
      一時期はほとんどのギターで.095を使ってることもあったね。12フレット上の弦高は、1.0〜1.5ミリが良い感じ。

      アンプは60年代のフェンダー・ベースマン。俺が色々試した結果、ライブだとベースマンが一番気持ち良い。現在キャビネットにはエレクトロボイスやエミネンスなんかが入ってるから、近々ビンテージのJBLを仕込む予定。スピーカーの力はやっぱ偉大なり!このアンプはノーマル・チャンネンルとベース・チャンネルの2種類のインプットがあるのですが、ベース・チャンネルはバイパスするように改造してあります。オリジナルの状態ではノーマル・チャンネルを使っていても、ギターの信号がベース・チャンネルの回路を経由していたからです。そのためヘッド内部にはパワー管とプリ管が2本ずつ並んでるだけです。そのおかげか、古いアンプにも関わらず10数年間一回もトラブル知らず!タフなアンプです。
      セッティングはその時々によって違うけど、トレブル7、ベース3〜4、プレゼンス6が基本かな。この辺はわりと適当で、要は自分の気に入った音が出れば何でもOKです。(笑)ライブではチューブスクリーマーとアナログ・ディレイが必需品!

      ■ピックに関して
      ティア・ドロップ型のミディアム。外国ミュージシャンに憧れて無理矢理ティア・ドロップ型を使ってる。最近ようやく慣れてきたかな?実はオニギリ型の方が弾きやすいんだけど、錯覚だと自分に言い聞かせている。(笑)

      ■ギターに関して
      メイン・ギターの使用編歴は、1954年グレッチ・シンクロマチック、1958年グレッチ6120、1959年グレッチ6120、1959年グレッチ・ダブル・アニバーサリーという流れで、レコーディングでは1957年グレッチ6120も「マジック / ロッカビート・カフェ」からよく使ったな。

      6192シンクロマチックはボディーがデカイのがお気に入り。しかも厚みもあってカッコいい。トップの板がスプルースっていうのもグレッチのエレキでは珍しいかも。これは一番最初に買ったグレッチだったから愛情愛着がものすごくあってね、なんとか自分好みのセッティングにしようと思って散々改造を繰り返したギターなんだよね。ネックのリセットをしたときにネックの裏にスタンプが押してあってさ、ネックは「1952年8月」に作られたものだということがわかった。そのお陰かグリップが極太でね、当然シェイプしたよ。(笑)

      1959年6120は初めてアメリカに行ったときにナッシュビルのグルーン・ギターで買ったもの。その旅行の思い出もあるし、長年使ってきたから一番身体に馴染んでるギター。肌触りも良い。(笑)最近のライブではあんまり出番が無いけどレコーディングでは今でもよく使ってる。マジックのカバー・アルバムはほとんどこの6120で録音したね。

      1959年ダブル・アニバーサリーは元々ブラウン・サンバーストのシブ〜いルックスだったんだけど、ロデオの頃に赤いギターが欲しくなってリフィニッシュしちゃった。これは60年頃の仕様に近いから、ネックのハイ・ポジションも弾きやすくて使い勝手が良い。リフだし、「道具」と化した一本。ついでに裏側はサイン帳と化している。(笑)

      ■ギターテクニック(ギャロッピング)に関して
      執念あるのみ!今じゃ想像できないけど、最初はひたすらカセットを耳コピしてたよ。
      ギャロッピングに関してもガッツだね!最初は右手の指が言うこときかないけど、徐々に慣れていくから途中でヤメちゃ絶対ダメ。フラット・ピッキングに関しては現在もよく分からない・・・
      最近また弾きやすいフォームの研究を始めました!(笑)

      ●山口氏ロカビリーアルバムベスト5

      一番最初に衝撃を受けた「STRAY CATS / STRAY CATS」。このアルバムのお陰でギターを弾けるようになった!

      デイブ・エドモンズ・プロデュースの「POLECATS / POLECATS ARE GO!」。サウンドが大好き!

      最近ハマってるダニー・ガットンとロバート・ゴードンのライブ盤「THE HUMBLER」。凄すぎる!
      GENE VINCENTの初期ギタリスト「クリフ・ギャラップ」が参加した音源全部。天才!

      BILL HALEYの初期ベーシスト「マーシャル・ライトル」が参加した音源全部。最高!

      ●ロカビリーギターを始めたい人、興味のある人に向けて是非アドバイスをお願いします!

      好きな曲やアーティストを見つけたら、あとはひたすら練習するのみ!レコード・ハンティングをする情熱と一緒で、ギターもガッツがあれば弾けるはずだよね。最初はゆっくり確実に。そして慣れてきたら徐々にテンポ・アップすること。これが鉄則!

      ●2007年の活動予定やリリース予定等を教えて下さい!
      前代未聞のリリース・ラッシュになりそう。
      今年はMAGICのBOXセット、JAZZBILLY、wface、そして初のソロ・アルバムを全部リリースするのが一大目標!

      ◆◆◆Special Intervew◆◆◆


      ●最初の音楽との出会いはどうだったんですか?
       
      初めて音楽に目覚めたのは、中学校帰りの道中にあるレコード・ショップにあった「キャロル」のレコード。リーゼントに革ジャンのルックスが気になっちゃってね。当然「キャロル」がどんな音楽をやってるかも知らなかったけど、ある日一枚のアルバムを買って聴いてみた。??もうシビレたよ! 初めて音楽を聴いてドキドキしたんだよね。しかもベースの低く響く音が衝撃的でね。もうそれからは寝ても覚めても「キャロル」を聴いてたな。

      ●なるほど。それからすぐにバンド(楽器)を始めたんですか?
       
      当時はiPodもウォークマンも無かったから、外へ行くときはラジカセ持参(笑)。高校に行くと、「キャロル」好きでギターを弾ける仲間に遭遇。ちょうどその頃、俺もエレキ・ベースを始めたから当然のようにバンド結成するんだけど、人前で演奏するのは年一回の文化祭だけ。ま、それでも充分楽しかったんだけど、高校を卒業する頃には3年間弾いたロックンロール・ベースには飽きちゃった。なんせ曲は違っても弾くフレーズはほとんど一緒だったからね(笑)。

      ●最初はベーシストだったんですね!ロカビリーを初めて聞いたのもその頃?

       そう、そんな頃に「ストレイ・キャッツ」のファーストのカセットを聴かせてくれたダチがいた。高校生活の3年間に聴いていた音楽はキャロルと横浜銀蝿だけという俺にとっては「目からウロコ」。外国にロックンロールがあるなんて思いもしなかった俺はブッ飛んだよ!温度が違うっていうのかな?しかも何かわかんないけど、とにかくギターにシビレた!こんなギターなら弾いてみたいなぁ〜と思って、それからはひたすらそのカセットで耳コピ開始!その頃地元神奈川のTVKテレビでストレイ・キャッツ出演の「USフェスティバル」も放送されて完璧にロカビリーの世界にハマったんだよね。映像を見てみると箱モノのギターを指で弾いたり、ベースもデカイ。おまけにドラムは立ってるし、全てが新鮮に見えたな。そして何よりカッコいい!これが本物のロックンロールなんだと思ったね。と、同時に「fホール」が空いたギターが欲しくなったから、セミアコのボディーを手に入れてレスポールのパーツを総移植。何故か白にペイントしてね。(笑)それが初めての箱モノ・エレキで、バイト先の音楽スタジオでず〜っと弾いてたよ。指で弾くギター奏法もチェット・アトキンスなんかがプレイしてるって事がわかったけど詳細がわからなくてね。そこでゲットしたのが「ラグタイム・ギター」の教則本。低音弦は一拍ずつのウォーキング・ベースだからギャロッピングと一緒でしょ?慣れるまではずっと右手の親指が規則正しく動いてるか監視しながら練習の毎日。最初は全然低音が刻めなかったからね。

      ●ストレイキャッツとの出会いでロカビリーギターを始めた訳ですか。いよいよバンド結成ですね。

      ある日スタジオに一見してそれとわかるロックンロール・バンドが練習に来てね、俺はいつもスタジオでロカビリー聴きながらギターやウッドベース弾いてたから速攻仲良くなった。間もなく自然な成り行きで彼らと一緒にスタジオに入るようになると、その後は50'sからネオロカまでのカバー曲を中心に横浜近辺でハコバンをやったり、ライブハウスでプレイするようになってね。するとそのうちBATっていう当時珍しくオリジナル曲を中心に活動してたバンドのマネージャーに誘われるようになった。ところが俺はその曲を理解できなくてさ。なんせシンプルな3コードの楽曲に夢中な頃だったから、コード進行に展開があるような楽曲はホントわからなかった。だから最初「変わった曲やるバンドだなぁ〜」って印象しか無くて、正直メンドくさいから断ってたんだよね。けど、ついにマネージャーの強力な勧誘に根負けして参加したんだ。

      ●僕もその頃の写真見た事あります。そこで久米さん(ex.ブラックキャッツ)と出会ったんですね。

      BATで数ヶ月活動した頃に突然ドラムのヒロシさんに連れて行かれたのがピンクドラゴン。地下に降りるとソコにいた3人と一緒に演奏することになったんだけど、ぶっちゃけ上手くない。けど、何かがあったんだよね。そこでそれまでかけもちしてたバンドは全て清算してそのバンド一本に賭ける事にした。それがマジック。それまでのアマチュア・バンドと違ったのは、そこには絶対的な指導者がいたこと。そのお陰でロカビリー・バンドがプロ・デビューして確実に階段を駆け上っていったんだよね。ところがコンピューター・ミュージック全盛時代へと突入していくと、こともあろうかマジックにまでコンピューター・ミュージックをやらせてミリオン・ヒットを出そうという流れになってきてね、これには参った。それまでリスナーには「ロカビリーとは何ぞや」ということを散々説いてきたバンドに180度の方向転換を求めてきたからね。もうリーゼントもNGという流れになってきた頃、ついにマジックのレコーディング現場にもコンピューター・ミュージックのリズム・セクションが入ってきた。マジックはロカビリーをプレイするからカッコ良いんであって、コンピューター・ミュージックは他にもっと得意なヤツにやらせりゃいいじゃん?やりたくない事をやるのは我慢できなかったから選択の余地は無かったね。

      ■確かに山口さん脱退後のマジックの変化に賛否両論ありました。

      マジック脱退後はヒロシさんとロデオ結成。とにかく自由になった。当たり前だけど、好きなことに没頭した。ただしライブやレコーディングの仕込みからCD発売までの全てに関する業務も自分達でこなさなきゃいけなかったから、そっち方面では苦労した。
      なんせマジック時代は音楽以外のコトにはノー・タッチだったからね。音楽的な自由が手に入れられたことは大きかったけど数年も続けてると、それはそれで色々な問題や壁にもぶつかってね。その頃ロデオと平行してジョニークール・ブランドを立ち上げるさなかに突如ロデオが解散。そしてブランドだけがスタートしたんだけど、1年を経過した頃にやっぱ音楽が恋しくなって2〜3回ライブをやってみた。すると、そのうちの一回のライブに数年間顔を見てなかった孝が遊びに来たんだよね。せっかくだからアンコールに飛び入りしてもらって数年振りに一緒にプレイしたら、やっぱ孝は歌が上手くてね、アッという間にまた一緒に音楽活動することになったわけ。

      ■そうだったんですか!僕も「ダブルフェイス」の話を聞いた時は、嬉しくなりましたよ。

      「ダブルフェイス」ではロデオ時代に学んだことが随分と役立った。最小限の俺達二人からスタートだし、1からのスタートという意味でも、かたくなに守ってきた音楽スタイルをちょっと崩して新しいサウンドにチャレンジしようと冒険してみた。ロカビリー・サウンドにつきもののエコー成分を無くしてみたりね。そんな感じで新しい試みをしながらアルバム2枚制作した頃には、すっかり昔ながらのロカビリー・サウンドが恋しくなってきちゃった。(笑)やっぱり俺はエコー・サウンドが好きなんだよね。一番落ち着く。やっぱ自分の出したいサウンドはひとつしか無いってことを改めて確認したから、それも無駄じゃなかったってコトだよね。
      ダブルフェイス結成時からビッグ・バンドも興味あったんだけど、ついにそれを実現出来るような人との出会いもあって、ようやく実現したのが「ダブルフェイス・ロッカスイング・オーケストラ」。その後本拠地を赤坂に移動すると「赤坂ジャズビリー楽団」に改名。それがメジャー・デビューする際には再度「ジャズビリー」に改名。


      現在はダブルフェイスとジャズビリーの2足のわらじでの活動だけど、今年からはソロ・プロジェクトもスタートさせるからね。果たして3足のわらじを履きこなせるのかは定かじゃないけど、どうしてもやりたいんだよね。ジョニークールのデザイン関係も音楽同様面白いからこれまで以上に力を入れるつもりだし。ますます忙しいけど頑張ってみよう!
      一昨年アメリカでジェリ−・リー・ルイスやクリケッツ等が現役でプレイする姿を見て、俺も生涯ミュージシャンとして音楽をライフワークにすることに決めたからね!

      Keep on Rockin'!


      From RIC
      山口さん、忙しい中「ロカビリー好きな人の為に」という思いに共感して頂き
      ご協力頂きましてありがとうございました。
      皆さんどうでしたか?かなり濃い内容だったので満足してもらえたと思います。
      今後も、アーティストを中心にインタビューをお届けしたいと思いますのでお楽しみに!

      ★注意とお願い★
      記事/写真の無断転載は絶対にしないで下さい。


      LINK


      山口氏プロデュース。オリジナルブランド“ジョニークール”のWeb


      W-face 所属


      ロカビリー+ビックバンド!
      | RIC | Interview | 14:00 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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